【こども六法】学校の治外法権時代は終わった

大人には子供たちが安心して学校に通えるように、協力していじめをなくす義務がある――。いじめ被害に苦しむ子供たちに向けた書籍『こども六法』の著者、山崎聡一郎さんは、全国の学校を講演活動で回りながら、いじめの撲滅を訴える。そんな山崎さんに、いじめ問題について学校が抱える課題や、教師一人一人が心にとどめておくべきことを聞いた。
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『こども六法』著者・山崎聡一郎氏に聞く
法律は共通ルール
『こども六法』の出版後、講演のために全国各地の学校を訪れ、児童生徒や教師、保護者らと対話を重ねている山崎さん。講演のテーマは、子供と大人で明確に分けているという。

子供を対象とした講演では、自分で自分の身を守る力の必要性を中心に、話を展開する。被害者責任論と結び付く話題のため、慎重に話すという。

また、「いじめはなぜなくならないか」と問題を提起し、客観的に見た場合に発見するのが難しいことや、加害者のゆがんだ思い込みについて説明する。……

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