【社会問題×教育】社会問題の現場を旅しよう

「社会の無関心を打破する」をモットーに、さまざまな社会問題の現場に訪れる「スタディツアー」を提供する一般社団法人リディラバ代表の安部敏樹氏。「スタディツアー」は、中学・高校での修学旅行や総合的な学習(探究)の時間、社会科見学などで活用され、学校教育と社会問題をつなぐ主体的な学びを提供してきた。インタビューの1回目は、安部氏がなぜ社会問題と教育とをつなごうとしているのか、「スタディツアー」の狙いと特徴を聞いた。(全3回)
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社会の無関心を打破すれば学びは加速する

誰もが社会問題の当事者になり得る
——リディラバでは「社会の無関心を打破する」をモットーに、社会問題の現場に訪れることができる「スタディツアー」などの事業を行われています。なぜ「社会問題」に取り組まれているのでしょうか。
社会にはたくさんの「問題」がありますが、本来こういうものは言葉の定義からしていく必要があります。

「問題」というのは、現状と理想状態の乖離(かいり)です。では、その「問題」自体はどこから発生しているのでしょうか。起点となっているのは、個人の価値観です。現状認識については、みんなある程度同じものになりますが、「こうあるべき」という理想状態は、個人の価値観によって差があるからです。

こうして生じた個人の「問題」を、みんなの「問題」にしていきます。……

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