【大前流 教育改革案】「必要な教員、いらない教員」


「給料を稼ぎたいのだったら、教員でなくて他の仕事をやった方がいい。重要なのは情熱を注げるかどうかだ」「そのためには児童生徒一人一人と深く語り合い、何を望んでいるのかを理解しないといけない」と、経営コンサルタントでビジネス・ブレークスルー(BBT)大学学長の大前研一氏は語る。深刻化する教員不足と教員採用倍率の低下を、大前氏はどう見ているのか。「AIに置き換えられない教員」像を聞いた。

(聞き手・教育新聞編集部長 小木曽浩介)

この特集の一覧
続・大前研一氏に聞く

教員不足の本当の問題
――教員不足が深刻化しています。さらに教員採用倍率も低下しています。
いっそのこと、先生はゼロにしたらいい。だって、1人の人間が全員に教えられるからです。教員不足が問題だと言われますが、「教える人間」としての先生は、究極的には1人でいいと私は思っています。

実際に私のビジネス・ブレークスルー大学(BBT)では、1人の教員が世界中に散らばっている学生を相手に授業しています。サイバーの世界なら、教員1人に対する生徒数という固定概念はなくなります。

経営戦略だったら私に聞いてください。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。