【0から1をつくる】PBLや探究学習のコツ

正解のない学びを子供と一緒に創る楽しさを感じてほしい――。世界の先端教育に触れる中で、これからの教育は課題解決型の学びであるべきだと考えるようになったという(一社)FutureEdu代表理事の竹村詠美氏。教員研修なども主催している竹村氏は、PBLや探究学習を行うためには、教員側のマインドセットの転換が必要だと指摘する。インタビューの第2回は、PBLや探究学習のカリキュラムをどのように設計し、主体的な学びにつなげていくべきかについて、実例をもとに解説してもらった。(全3回)
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0から1をつくる学び

正解のない学びを創る楽しみ
――世界の教育を視察する中で、特にPBL(プロジェクト型学習 )や探究学習に注目されていますが、そうした学びに必要なことを教えてください。
PBLの先端校である米国カリフォルニア州のチャータースクール「High Tech High」の場合、生徒たちはクラス単位でPBLに取り組み、学期末に一般公開される展示会に向けて作品制作に臨みます。

その様子を見学に行くと、子供たちは教室におらず、いろんな所でいろんなことをしています。「大丈夫なの?」と心配になるほどですが、活動は先生が全体のカリキュラム設計をしっかり考えた上で進められています。

PBLの授業を設計するとなると、1から10まで最初に全部決めておかなければ不安になる先生も多いと思いますが、そこまでガチガチに決める必要はありません。……

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