【カンボジア編(上)】休み時間 教員は副業で駄菓子屋に

午前・午後の2部制
そこにいるだけで時を忘れるほど魅力的な青い空、透明な海、白い砂浜。知る人ぞ知るカンボジアのリゾート地「シハヌークビル」。首都プノンペンからバスで6時間ほど、カンボジア南部に位置するシハヌークビルは、中国による開発が進み、日々変化を続けている一方で、一歩路地に入ればカンボジアらしさの残る「ザ・リゾート」と「ザ・カンボジア」のどちらをも味わうことができる場所だ。

海街ならではの新鮮な海産物が所狭しと並ぶ市場は、いつも活気に溢(あふ)れる。そんなシハヌークビルが、青年海外協力隊として参加した私の任地だった。「小学校教育隊員」として小学校を2校巡回し、4、5、6年生の理科の授業支援を行った。7年前、観光目的でカンボジアを訪れた時とはまるで違う、現地の人と暮らす毎日は驚きの連続だった。

そこに暮らす人々の台所である「ピチニカムマーケット」の隣にある「チアシム小学校」。……

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