【カンボジア編(中)】子供たちの「アンビリーバブル!」

ないものだらけの環境
青年海外協力隊としてカンボジアに派遣された私の任務は、任地シハヌークビルの小学校で理科の授業を支援することだった。日本の学校とは違い、カンボジアの学校は11月から新年度が始まり、8月に終了する。

年度当初から年間予定が配られる日本では考えられないが、いつ学校が終了するのかは明確に決まっていない。「たぶんこの辺り」という曖昧さにも、先生たちは動じることはない。各校とも校長の鶴の一声で終了日が決定する。

現地での言語訓練を終えてシハヌークビルに赴任したのが8月。……

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