【学びの未来予想図】能力(can)より興味(want)開発を

昭和モデルの「勉強」ではなく、個性や適性に合った好きなことを極めていく「探究」こそが、子供たちが幸せに生きる道につながる。今後、ゆっくりとではあるが、学びはシフトしていくと話す探究学舎代表の宝槻泰伸さん。最終回は、これからの教育について。(全3回)
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学びの未来予想図


――価値観や思考が変化している中で、学校の教員にはどういう視点が必要でしょうか。
学校が最も得意とするのは、標準的な教育を一斉に施すということ。読み書きそろばんといいますが、リテラシーを国民全員に授けるということにおいて、学校以上に得意な機関はありません。僕らの探究学舎では、永久に不可能です。

日本が近代化する過程で、学校が成し遂げてきたことというのは、今後もキープするべきだと思います。言葉を話すとか、文字を書くとか、そういう重要な基礎能力は時代がどう変わろうと必要ですから。

逆に、いまの学校が苦手なのは、個性を把握して創造を導くこと。……

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