【一斉休校でも学びを止めない】ICTが加速させる学び

ICTを活用したアクティブラーナー教育に取り組む、東京都小金井市立前原小学校の蓑手(みのて)章吾教諭は「社会の変化がより一層加速する時代において、現在の学校教育での学びが役に立つかどうかは誰にも分からない。しかし、どんな未来が訪れたとしても、自分で自分の幸せな人生を切り開いて行くために必要なのは、『自ら主体的に学び自らを成長させることを楽しめる力』」と語る。インタビュー最終回では、アクティブラーナーを育成するための具体的な手法や秘訣(ひけつ)に迫る。(全3回)
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激変の時代を生き抜く 一斉休校でも学びが止まらない子を育成

ベースに「やりたい気持ち」が不可欠
――アクティブラーナーを育成するには、どうしたらよいのですか。
子供たちはもともと全員が生まれながらにして「自分の好きなことから学び成長するアクティブラーナー」であると思います。しかし、学校の集団生活の中で、いろいろなことに制約が課され、子供自身がそれらに折り合いをつけていくうちに、自分がやりたいことを突き詰めていく力が損なわれていくのかもしれません。

その点では、特別支援学校は通常学級に比べると周りから制約を受けることが少ないので、子供たちがいつまでもアクティブラーナーのままでいられるなと思うこともありました。

僕は「調整力」や「我慢する力」と呼ばれるものには、大前提にその対象が「自分のやりたいこと」である必要があると考えています。……

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