【Withコロナ挑戦記】学校再開後のオンライン活用

新型コロナ感染第2波への不安を抱えながら、休校による遅れを取り戻そうと苦心している学校現場が多い中、東京都調布市立多摩川小学校の庄子寛之教諭は、自身が企画したオンラインイベントでつながった人たちとの縁を生かしながら、新たな授業スタイルの創造に取り組んでいる。インタビュー2回目は、学校再開後におけるオンラインを活用した授業の工夫、今後「1人1台」になった時に必要な教師の心構えについて聞いた。(全3回)
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教育関係者2000人をつなげた教員 Withコロナ挑戦記

東京と鹿児島の学校を「Zoom」でつなぐ授業
――6月から大半の学校は再開していますが、コロナによる休校が与えた学校教育へのインパクトは相当大きなものがあったと思います。
再開後は授業の遅れを取り戻さなければいけないし、そのために運動会や学芸会などの行事は中止もしくは縮小になっています。今はコロナ対応として「しゃべってはいけない」ことも多いので、教師が「教える」ことが多くなってしまっているのではないかと思います。

しかし、子供が「しゃべってはいけない」中でも、小さな工夫はたくさんできます。例えば、私のクラスでは一人一人が小さなホワイトボードを使って、そこに自分の考えや意見を書き、「しゃべれない」ではなく、「しゃべらないことを楽しむ」授業をしています。
――学校再開後もオンラインを活用しているのでしょうか。
例えば、5月27日のオンラインイベント後に、鹿児島県阿久根市立尾崎小学校の教頭の山口小百合先生とつながることができたので、今は同校とうちのクラスをZoomでつなぎ、総合的な学習の時間で、持続可能な社会について一緒に考える授業をしています。……

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