【寄り添い、つながる】人生の根っこを育てる

Withコロナ時代は、子供たちが生きる力を学ぶ大きなチャンスだと捉える埼玉県越谷市立新方小学校の田畑栄一校長。そのために同校ではカリキュラム・マネジメントを活用し、子供たちも教員もワクワクするような教育活動を目指しているという。インタビュー最終回は、いま新たに取り組む「学び合い」の授業を含めた今後の展望、田畑校長自身が思い描く次代の管理職像などについて語ってもらった(全3回)。
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子供たちに寄り添い、つながる

カリマネを活用した魅力的な教育課程を
――Withコロナ時代、どんな教育活動が求められているのでしょうか。
今のこの事態は、いわゆるペーパーテストで測れるような学力よりも、生きる力を学ぶときだと捉えています。そのためには、知徳体のバランスが重要で、それが崩れてしまうといじめや不登校、うつなど、子供たちにもさまざまな弊害が出てきます。

コロナ禍で授業時間数を確保するために、技能教科の授業は通常の7割でよいとする現場への配慮がありました。ありがたい半面、座学の教科を中心とした教育課程の在り方に、少し不安を感じます。先の見えない時ほど、芸術や生活体験が心の糧になるからです。座学ばかりだと子供も先生も苦しいわけです。

そこで、4月から全面実施された学習指導要領のキーワードになっているカリキュラム・マネジメントをうまく活用しようと考えています。……

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