【学校に空き容量をつくる】全員が午後6時45分までに帰る

大胆な働き方改革を実行するためには、時間の外枠を決める必要がある――。大分大学教育学部附属小学校の学校改革を推進してきた時松哲也校長は、そう語る。毎日、全教職員が午後6時45分までに退庁するなど、今の学校現場では「不可能」だと思われていたことを次々と「可能」にしてきたわけだが、どのような手法が取られてきたのか。インタビュー2回目は、学校改革を確実に実現させていくための具体的な工夫について聞いた(全3回)。
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学校に空き容量をつくる! 大分大学教育学部附属小学校の働き方改革

組織改革するメリット
――学校改革のために組織を改編されましたが、どのようなメリットが生まれましたか。
どの学校でも多くのエネルギーと時間が割かれている生徒指導案件や保護者への対応についても、組織で対応するようになって大きく改善されました。

本校に私が着任した2015年当初は、かなりの数の生徒指導案件、保護者への対応がありました。

例えば、保護者からなかなか理解が得られない場合、学校が組織で対応しないとどうなるかというと、「担任任せ」になり、担任教諭一人が非常に苦しい局面に追い込まれてしまうわけです。……

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