これからどう見直す? ブラック校則改善の戦略

「下着は白に限る」「髪を黒く染めてくるよう指導する(黒染め指導)」などの「ブラック校則」。社会問題としての世論の高まりを受けて、今、当事者である子供たちが声を上げている。多くの人にとって「非合理的」「時代遅れ」と映る学校のルールを見直すためには、どんな戦略が必要なのか。各地の動きから、これからの校則のあるべき姿を探った。
ブラック校則に苦しむ生徒たち
「個性を伸ばせと教えられても 同じカッコして模範解答 後ろの正面おいらのコピーか?」――。

中学3年生ながらメジャーデビューを目指して本格的なバンド活動をしているBIKIさんは、11月にオンライン上で配信したライブで「Break Down School Rules―ブラック校則―」という新曲を発表した。その激しい歌詞には、BIKIさん自身が中学校で受けた指導に対する疑問が込められている。

BIKIさんの校則に対するジレンマは、入学初日から始まった。「そんな長い髪で教室に入っちゃだめだ」。……

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