“複業先生”が教員の多忙化を救う 外部人材活用とワークシェア

学校が抱える教員不足や多忙化の問題は根深く、一朝一夕に解決できるものではない。文科省は外部人材の活用による「社会に開かれた教育課程」の実現や、学校の働き方改革を推進しているが、実情はどうなのか。今年6月からスタートした、外部人材をオンライン紹介する「複業先生」の活用事例から、その可能性について考えていく。
学校と民間人材をつなぐプラットフォーム

教育系スタートアップ企業のLX DESIGNが開始したサービス「複業先生」は、人手が欲しい学校と、学校の仕事に興味がある人をつなぐプラットフォームだ。

最近ではキャリア教育をはじめ、外部人材を登用したい学校が増えているが、学校側が特定分野の最先端で働く人を探すのは難しいという課題があった。そこで、学校と経験豊富な民間人材をマッチングするサービスをスタートさせた。

スタート直後から大手企業に勤める人やスポーツ選手、フリーランス人材など、ICTや英語など各分野で強みを持つ多様な人材が複業先生として登録しており、現在の登録者数は300人ほどに上る。……

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