ピンチを改革のチャンスに コロナ禍で変わるPTA活動

コロナ禍は学校の在り方を問い直す契機にもなったが、これまでもたびたび改革が叫ばれてきたPTA活動も同様だ。家庭と学校の連携が一層重要となる中、保護者が負担を感じることなく、前向きに学校に関わる活動に変えようと模索する現場を取材した。
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 ・コロナ禍で変わるPTA活動
PTA活動をダイエット
「いずれこの形は限界が来ると思った。変えるなら今しかない」さいたま市南区にある市立大谷場東小学校(内山一幸校長、児童535人)でPTA会長をしている福戸美帆さんはそう語る。

同校PTAは今年、コロナ禍で従来の活動ができなくなったのをきっかけに、「大谷場東小学校PTA活動ダイエット企画」と題する大胆な見直しを行った。具体的には、ベルマークの回収や講演会を企画していた文化委員会、本部役員を選ぶ選考委員会、広報誌を発行していた広報委員会を廃止。さらに保護者の負担軽減につなげるため、さいたま市PTA協議会などからの退会も決めた。

これらの改革が実現できた背景には、もともと同校では「猫の手・親の手」活動と呼ばれる、保護者によるボランティアの取り組みが根付いていたことも大きい。……

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