【先生になる理由】初任でも公立校でもできる

未来の教育を担う若手教員は、周囲とどのように協働しながら、学校現場に新しい風を吹き込んでいくべきか――。この4月から教員としてスタートを切った東京都東久留米市立南町小学校の小泉志信教諭は、緊急事態宣言解除後にZoomを用いた全校集会を行うなど、奮闘を続けている。インタビュー第2回は、学校現場に新しいものを取り入れるために、小泉教諭が行っている場づくりの工夫などを聞いた。(全3回)
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 ・いま「学校の先生」になる理由 1年目の僕が伝えたいこと
子供たちとルールづくり

――コロナ禍において、初任というのは難しさがあったと思います。

何をしたらいいのか分からない日々が、一番きつかったですね。担任するクラスの子供たちには、入学式で一瞬、会えただけです。教材研究をしようにも、子供たちのことを知らない、分からないから、雲をつかむような感覚でした。

子供たちは休校期間があった分、今も苦しんでいます。あの空白の時間分、子供たちの学びの進度は落ちていると感じます。

特に僕が担任をしている1年生は、学ぶこと自体が初めての経験です。……

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