さいたま市立西原小学校(竹田忠一校長、児童数700人)は、「学び続ける児童の育成」に向けた実践研究として1月28日、同校で基礎学力向上に向けた国語、算数、特別支援教育の授業研究会を行った。4年生国語科では、各児童が相手に伝えたい科学読み物のリーフレットづくりを目標に、児童が科学の説明文「ウナギのなぞを追って」の要約文をまとめる授業を実施。個別と学び合いによる要約を考える過程で、説明文の多彩な表現特性や効果的な語句の意味などを学びながら、今後のリーフレットづくりに向けた意欲や言語力を磨く展開とした。

教員の実感をデータで見える化したことで、頑張っている教員が評価され、エビデンスに基づいた教育施策が実現するようになる。4年間にわたる埼玉県学力調査のデータから、学力を伸ばすには「主体的・対話的で深い学び」と学級経営が関係し、いずれにおいても非認知能力が鍵となっていることが分かってきた。そして、この埼玉県学力調査をOECDも注目しているという。開発に携わった大江耕太郎文化庁文化部芸術文化課文化活動振興室長と、大根田頼尚文科省高等教育局国立大学法人支援課課長補佐へのインタビュー後半では、埼玉県学力調査の可能性に迫る。
■非認知能力が学力を伸ばしている ――埼玉の学力調査の分析で、どのような指導が学力を伸ばしていることが分かったのか。 大根田 分析を通じて、非認知能力が学力を伸ばすのに大きく貢献していることが分かってきた。非認知能力を調査対象として入れたのには二つ理由がある。どうすると学力が伸びるかを、われわれは見つけたかった。基本的な知識・技能や、それらを応用する力を伸ばすにはどうしたらいいかを調べていると、非認知能力や学びに向かう態度が伸びている子は学力が伸びているという先行研究があった。この研究で示された仮説に基づけば、学校として重要視すべき点が分かってくると考えた。 もう一つは、学校の受け止めの問題として、「学力だけを伸ばせばいい」というスタンスに対して、非常に抵抗があるだろうと思ったからだ。……

 宮城、上越、鳴門、福岡の4教育大学は2月21日、「いじめ防止支援シンポジウム」(後援・教育新聞社ほか)を都内で開いた。講演やディスカッションなどを実施。「いじめは見ようとしなければ見えない」「ラインのいじめは証拠が残ると教えれば抑止になる」などの意見が語られた。

人型ロボット「ペッパー(Pepper)」約2千台を、プログラミング教育を支援する目的で、全国17自治体の公立小・中学校282校に無償で貸し出す、「Pepper 社会貢献プログラム スクールチャレンジ」を、ソフトバンクグループがこの1月に発表した。貸し出しは4月から3年間の予定だが、すでに一部の学校には先行して貸し出されており、教員らはペッパーの操作方法を学びつつ、どう学びにつなげるか検討を重ねている。先行校の1つ、東京都狛江市立狛江第四中学校(村上昭夫校長、生徒292人)の取り組みを取材した。

新学習指導要領への移行で授業数の確保が喫緊の課題に挙げられるなか、打開策のひとつとして注目されているのが「午前5時間制」。いち早く2002年から導入した東京都目黒区は、今年17年目を迎える。昨年度からは文科省から調査研究委託を受けており、現在区内の小学校7校で実施している。 「午前5時間制」は「カリキュラム・マネジメントの一環として非常に有益」だと語る区教委の尾﨑富雄教育長。9月には区立中目黒小学校での研究発表会も控える。尾崎教育長と田中浩教育指導課長に、制度の本質と効果を聞いた。
――02年から「午前5時間制」を導入した。区としての狙いは。
尾﨑 1単位時間を40分間とし、集中力の高い午前中に5単位時間の学習を行い、「学力の定着・向上」や「午後の時間にゆとりを生み出し、各学校の実態に合わせた活用」を図ることが目的。 新学習指導要領の施行で、授業コマ数の確保が全国の学校で急務となっている。その解決策としても有力視されており、区にとってもカリキュラム・マネジメントとして非常に有益だと感じる。
――実際に従来の形態と、どのように違うのか。
尾﨑 午前に5コマ分の授業を終える。……

「生きたコミュニケーション体験を通した外国語活動の展開」を主題にした第11回全国小学校英語活動実践研究大会・神奈川大会が横浜市立都築、本町、立野、帷子小学校などを会場に2月13、14の両日に開かれた。都筑小(高木伸之校長、児童数783人)では、「自分の思いをもち、相手を意識して積極的にコミュニケーションを図ろうとする子の育成」を目標に、YICA(横浜国際コミュニケーション活動)の実践を研究。公開授業では「都筑英語村」と題して全学年各クラスでゲームなどを織り交ぜた多様な英語の交流活動に取り組んだ。1年生では形、色などを題材にしたフルーツバスケット風のゲームを楽しむブースを運営。異学年で英語交流を楽しく深めた。

校庭に高さの異なる縄を張ってフラフープを固定し真ん中をねらってボールを投げたり、リレーのバトンにタコ糸で結んだ水入りのペットボトルをぶら下げ、巻き上げていくなど、身近なものを使った教具で投力や握力を強化――。

10月26日に文科省は平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」を公表した。28年度の傾向として、▽暴力行為の発生件数の増加▽いじめの認知件数の大幅な増加▽児童生徒の自殺――が挙げられる。

 不登校の子どもたちがフリースクールなど小・中学校以外の場で学べるよう支援する法案の提出を、超党派議連が目指している。これについて、不登校問題を考える団体や有識者などが4月15日、法案に反対する共同記者会見を、衆議院第一議員会館で開いた。参加者らは、多様な学びが保障されないなどと法案の白紙撤回を求めた。

本校(加藤高明校長・児童数243人)は「自ら本に手をのばす児童の育成」に向けて、以下の4つの柱で取り組んでいる。

公式SNS

16,282ファンいいね