採点は教師の仕事か 聖域をとらえなおす

妹尾写真教育新聞特任解説委員 妹尾昌俊(教育研究家、中教審委員)

■ITのできることが広がってきた
5月16~18日に東京ビッグサイトで開催された「教育ITソリューションEXPO」を少し見てきた(講演もしてきた)。AI機能を備えたロボットやプログラミング教育の教材なども多数展示されていて興味深かったが、学校の働き方改革を前面に押し出した商品・サービスも多く目にした。

ロボットなどと比べると派手さはないかもしれないが、現場の先生方にとって特に助かるなと思ったのは、採点作業の効率化に関するものだ。例えば、手書きのテスト結果をスキャンして、パソコン上で同じ設問ごとに一覧表示して丸付けができるサービス。すごく最先端な技術という感じはしないのだが、かなり作業短縮になるのではないか。採点結果を読み込んで自動集計する商品もあった。また、スキャナーで読み込んだデータを基に、採点をほぼ丸ごと外注できるサービスもあった。

文字認識や画像認識などの技術も発達しているので、コンピューターによる自動採点も相当進んでいるようだ。

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。