ブロック塀倒壊はなぜ防げないか 子供の命を守ることを最優先に

6月18日に発生した大阪府北部地震で、高槻市立寿永小学校のプール脇ブロック塀が倒壊し、小4女児が死亡したことを受けて文部科学省は学校のブロック塀の安全点検の実施を全国の教育委員会などに要請した(本紙1面既報)。同じ悲劇を繰り返さないために何が必要なのだろうか。
■「違法状態」のままが多数見つかる
今回の事件の大きなポイントは二つある。一つ目は、ブロック塀という全国の学校や通学路の至るところにある設備が倒壊したこと。

二つ目は、倒壊したブロック塀が建築基準法の基準に合致しない「違法状態」にあったことだ。

2011年の東日本大震災を契機に文科省は、学校施設の耐震化を進めてきた。……

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