対症療法な働き方改革ではダメ 大きなものにメスを

妹尾写真教育新聞特任解説委員 妹尾昌俊(教育研究家、中教審委員)

■時間外勤務に上限を定める動き
学校の働き方改革を巡って、いま国の検討(中央教育審議会)は大詰めを迎えつつある。

柱のひとつは、教師の時間外勤務に一定の上限を定めることだ。働き方改革関連法の成立を受けて、民間企業などで時間外の上限となる「月45時間以内、年間360時間以内」という原則を教師にも適用することを検討している(まだ確定ではない)。

10月31日には総務省が、「地方公務員における長時間労働の是正について」という事務連絡を都道府県などに向け発出した。……

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