「働き方改革」 カタチだけの改革は要らない


教育新聞特任解説委員 妹尾 昌俊



ジタハラがまん延する1年になる!?

「ジタハラ」という言葉を聞いたことがある方もいるだろう。「時短ハラスメント」の略で、上司が「早く帰れ」と呼び掛けたり、会社が「午後8時一斉消灯」などの施策を打ったりすることが、従業員にとってはハラスメント(嫌がらせ)になっているという話だ。

なぜ、それが嫌がらせになるのか、と思った方もいるかもしれない。それは、取引先などと調整して業務量を減らしたり、仕事の役割分担や仕方を見直したりすることなく、早く帰れとプレッシャー、ストレスを与えるだけになっているからだ。

自宅などに持ち帰って、あるいはタイムカードなどを切った後で残業を続ける人たち、あるいは部下にこれ以上の仕事は振れないと自分が巻き取って超多忙となっている中間管理職らも続出しているそうだ。……

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