小学生暴力行為の低年齢化 あらゆる関係省庁で対応を


教育新聞論説委員 細谷 美明



2017年度の児童生徒の問題行動調査結果の中で、小学校における「いじめ」に関する認知件数が過去最多(31万7121件)となったことが話題となったが、もう一つ着目すべき項目がある。小学校における暴力行為の件数である。こちらは、2万8315件であるが、中学校の発生件数(2万8702件)とほぼ並んだ。

驚くべきことに、暴力行為「対教師暴力」(小・4662件、中・3455件)「生徒間暴力」(小・1万9846件、中・1万8558件)に限ってみると小学校が中学校を上回っている。一体、今の小学校で何が起こっているのだろうか。

暴力行為について小学校の教員がそろって口にするのは「低年齢化」である。……

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