(注目の教育時事を読む)第57回 外国人労働者受け入れ拡大と学校

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藤川大祐千葉大学教育学部教授の視点


学校や社会の在り方を問う契機に

◇すでに現場では重要な課題に◆

 本紙電子版1月15日付で報じられているように、文部科学省は外国人児童生徒の受け入れに関する施策を具体化する目的で、「外国人の受入れ・共生のための教育推進検討チーム」を設置すると発表した。同チームは1月16日に初会合を開催している。

 今回のチーム設置は、直接的には昨年12月の改正出入国管理法の成立で、外国人労働者の受け入れ拡大が決まったのを受けたものである。

 同法では、まず受け入れの対象となる介護、農業等14業種を定めた「特定技能1号」に関しては、期間が5年までで家族の帯同を認めないものの、2021年度から選考を行う建設業などの「特定技能2号」に関しては滞在期間の更新が可能で、家族の帯同を認める。……

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