「教員の働き方改革」答申 教員を救える内容となっているか

教育新聞論説委員 細谷 美明


中教審は1月25日、「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申)」を発表した。

これまでも同審議会での議論が公開され、内容について有識者のさまざまな意見が報道されてきた。答申発表に先立ち、素案に対するパブリックコメントも公表され、多くの意見や修正のための提案もされた。その結果としての今回の答申発表である。しかし、その内容を読み、釈然としない関係者は多いのではないか。私もその1人である。理由を述べてみたい。

答申は、学校における働き方改革の目的を「教師が我が国の学校教育の蓄積と向かい合って自らの授業を磨くとともに日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになること」としている。……

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