特別の教科 道徳の充実 実践的課題を広く共有して


教育新聞論説委員 工藤 文三



■教科化による取り組みの広がり

 特別の教科道徳が小学校は今年度から、中学校は2019年度から実施され、教科書を利用した授業が展開されている。検定済みの教科書が全ての学校で用いられるのは、今後どのようなことを促すのであろうか。

 第一は、各学校における指導計画や全体計画を作成する際に、教科書の内容が手掛かりとして参照されることである。他の教科と同様、学習指導要領および解説と教科書の記載内容を検討しながら、指導計画が作成される。

 第二に、校内研修や地域の教科等研究会、教育センターでの研修会において、これまで以上に、道徳の内容の共通理解が進むと想定される。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。