カザフスタンの授業研究 新たなシステムを逆輸入する可能性


教育新聞論説委員 千々布 敏弥



3月にカザフスタンに出張した。かの地における授業研究の普及状況を調査するためである。カザフスタンの大統領立教員研修機関によると、すでに同国内の公立学校における授業研究の実施率は9割以上となっている。実施の形態は日本と異なり、校内の全教師が取り組んでいるわけではない。

カザフスタンの学校は大規模校が多く、教師数は100人を超える。教師たちが校内研修に取り組む場合は校内で数人(4~6人)のグループを結成し、グループ内で同じテーマに取り組んでいる。

グループで何らかの校内研修に取り組めばよいので、それが必ずしも授業研究である必要はない。……

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