(本紙編集局はこう読む 深掘り 教育ニュース) 教育課程編成状況と働き方改革

長時間労働解消という視点で

文科省が発表した2018年度公立小中学校の教育課程編成・実施状況の結果、小中学校のほとんどが標準授業時数を超えた教育課程編成をしていることが明らかになった。事態を重視した同省は、教職員の働き方改革に配慮した教育課程の編成と実施を求めるよう都道府県教委などに通知した(電子版3月29日付既報)。

■全体的に授業時数は増える傾向

文科省通知を受ける形で、都道府県教委からの通知が学校現場に回ってくる。その時、多くの学校が戸惑いを隠せないに違いない。これまでと同様の方針と配慮で授業時間数を算出・設定して、苦労を重ねてカリキュラムを組んだにも関わらず、なぜいまさら注文を付けられるのかというのが、偽らざる学校現場の本音だろう。

では、どのくらい公立小中学校は授業時数を標準より増やしているのか。……