教育の可能性を再認識できる映画『12か月の未来図』


教育新聞特任解説委員 鈴木 崇弘



本年4月から改正入管法が施行された。従来認めていなかった単純労働分野でも外国人が実質上働けるようになり、その家族なども含めた「移民家族」が日本で生活することになる。つまり地域でも学校でも、さまざまな背景を有する人々が生活し、学ぶことになる。

そのようなタイミングで、「移民の子の教育」を扱った仏映画『12か月の未来図』が上映された。
三つの対極で描かれる物語

仏最難関のエリート高校のベテラン教師フランソワ・フーコーは、自身の安直な提案から(注1)、パリ郊外の教育困難校に送り込まれる。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。