新任教諭自殺へ賠償 問われる校長の責任


教育新聞特任解説委員 妹尾 昌俊



新任教諭の自殺

福井県若狭町立中学校の新任教諭だった嶋田友生(ともお)さん(当時27歳)が自殺したのは、校長が過重な勤務を軽減するなどの措置を取らなかったためだとして、福井地裁は7月10日、県と町に約6530万円の支払いを命じた。

嶋田さんは講師経験があったとはいえ、講師時の中学校と当時の勤務校との授業スタイルや指導方法の違いに悩んでいた様子だったという。念願の正規職員に採用されてから約半年後の2014年10月、所有する自動車内で練炭自殺した。

嶋田さんは中学時代から日記を欠かさず付けていた。……

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