(本紙編集局はこう読む 深掘り 教育ニュース)共通テストへの不安解消

子供のための入試改革となるように


2020年度から始まる大学入学共通テスト(共通テスト)の英語で導入される民間の資格検定試験(民間試験)の活用に対する不安の声を解消するために文科省は8月27日、「大学入試英語ポータルサイト」を開設した。しかし、これで関係者や受験生の不安は本当に解消されるのだろうか。高校関係者と文科省とのすれ違いの原因は何か。
民間試験活用に関する不安が

現在の大学入試改革は、単なる知識量よりも思考力・判断力・表現力などを評価することを狙いとしている。これに対応するのが共通テストの国語、数学での記述式問題の導入だ。英語では、「聞く・読む・話す・書く」の4技能の力を判定するため、大学入試センターが認定した民間試験を活用することになっている。

ところが、民間試験の実施団体の対応の遅れなどもあり、最初の対象者となる現在の高2生は、来年4~12月の間に民間試験を受験しなければならないにもかかわらず、会場・日時など民間試験の実施情報が高校現場にほとんど伝わっていない。……

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