(新しい潮流にチャレンジ)2019年度全国学力・学習状況調査を読む

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教育創造研究センター所長 髙階玲治



学校はどう変わりつつあるか


新たな教育課程編成への学校の努力

2020年度は小学校が新教育課程の完全実施となる。その意味でも19年度の全国学力・学習状況調査は新教育課程実施へのスムーズな移行になるか、興味深い。特に新教育課程が求める新たな教育実現への期待がふくらむからである。

その期待の一つに学校の教育課程編成がある。例えば、カリキュラム・マネジメントで提唱されているのは、「学校の教育課程を踏まえた教科横断的な視点」である。中教審の『答申』以来、学校の対応はどうであるか、が課題とされて関連する調査が16年度から実施されているが、昨年度から変化の徴候がみられることに留意したい。

学校質問事項は「指導計画の作成に当たっては、各教科等の教育内容を相互の関係で捉え、学校の教育目標を踏まえた横断的な視点で、その目標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していますか」である。……

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