主体的な学びの実現 4つの観点で授業改善を

教育新聞論説委員 寺崎 千秋
資質・能力育成のため、日々、毎時の授業の質の向上、効果的な指導の実現、すなわち「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」が求められている。授業改善のために中教審は、「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」の三つの視点(=授業改善の固有の視点)を示し、そのポイントを例示した。

「主体的な学び」は目新しいものではなく営々と説かれ実践されてきたものである。今回の改訂は、その仕上げとも言われるように一層重視している。学習指導要領自体を「教えの地図」から「学びの地図」と標榜(ひょうぼう)するように、あるいは「学びへの構造転換」などとも言われるように、子供の主体的な学びの実現を重視している。

「主体的な学び」の視点として「学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を自ら振り返って次につなげる」と示されている。……

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