新指導要領の全面実施 「質も量も」こなせるか

教育ジャーナリスト 渡辺 敦司
2020年度の小学校を皮切りに、いよいよ新しい学習指導要領が全面実施に入る。しかし現行でも「教科書をこなすだけで精いっぱい」という声が聞かれる中、本当に大丈夫なのだろうか。
実質的な学習内容増
今回の改訂は「学力の3要素」をさらに発展させて、教科等横断的に「育成を目指す資質・能力」を3つの柱で整理したのが最大の特徴だ。

一方で、学習内容の削減は行われなかったばかりか、小学校に限っても外国語科(高学年)・外国語活動(中学年)で年間35時間増となるほか、算数科での統計教育の充実、プログラミング教育の実施など、実質的には内容増となっている。……

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