PISAの結果を教育課程に生かす 読解力の向上にどう取り組むか

教育新聞論説委員 細谷 美明
2018年に行われた経済協力開発機構(OECD)による国際学習到達度調査(PISA)の結果が先日公表された。今回は世界79カ国・地域が参加し、日本は読解力が15位、数学的リテラシーが6位、科学的リテラシーが5位と、前回(15年)と比べいずれも順位を落とす結果となった。

詳細はすでに本紙で取り上げているが、20年4月より新しい学習指導要領が小学校から順次全面実施されることもあり、今後各学校が今回の結果を教訓とし、新しい教育課程の中でどう対策を立てていけばよいのか、私見を述べてみたい。

順位を下げたといっても、数学的リテラシーと科学的リテラシーに関して言えば、OECD加盟国中ではそれぞれ1位・2位と相変わらず世界トップレベルにある。……

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