(注目の教育時事を読む)第67回 香川県のゲーム依存対策条例案

eye-catch_1024-768_tyumoku-kyoiku_r20180426藤川大祐千葉大学教育学部教授の視点

安易な制限でなく、実態の把握を

◇依存の事態は悪化し続けている◆
本紙1月15日電子版で報じられているように、香川県が、インターネットやゲームの長時間利用で子供が依存症になるのを防ぐために、スマートフォンやゲーム機の利用の条例を検討している。その後、インターネット一般は制限の対象から外され、コンピューターゲームのみを対象に検討がなされている。

世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を疾病認定しているように、ゲームに依存し、社会生活に深刻な支障が出る状況に陥る人がいる。病院の専門外来に予約が多いなど、ネットやゲームへの依存に悩む人が多いのは間違いない。自治体がネットやゲームへの依存に関心を持つことは重要なことである。

また、仮に依存的になっていないとしても、青少年が惰性でネットやゲームに多くの時間を費やすのは問題である。……

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