テクノロジーの明るい面を考えよう 1人1台時代の「陽」と「陰」(佐藤昌宏)

デジタルハリウッド大学大学院教授 佐藤 昌宏
学校教育の現場で、生徒や児童がパソコンやタブレット端末を「1人1台」ずつ持つ計画が進みはじめました。EdTechの必要性を訴えてきた私たちにとっては「我が意を得たり」なのですが、懸念する声も上がっているようです。

代表的な一つが「危険ではないか」という意見です。SNSなどを通じて子供が犯罪に巻き込まれたりする事例なども確かにありますが、ソフトウェア、コンテンツがない限り、どんな高性能のタブレット端末もただの板です。危険回避のためにセキュリティーを厳しくし過ぎても意味がなくなる。現場では「○○をしてはいけない」という教育ではなく、「こういう使い方をしたら役に立つよ」と教えなくてはいけない。ITリテラシーというのは、テクノロジーを使って自分たちをどうやって幸せにできるかを考えられる能力のことです。

物事には全て「陽」と「陰」の側面があります。……

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