文科省の施策 スクラップは進むのか(妹尾昌俊)

教育研究家、学校業務改善アドバイザー 妹尾 昌俊

学校業務の思い切った削減を図るのか
先日1月24日の中央教育審議会に提出した資料で、大きく注目されたものがある。同日付教育新聞電子版が「【働き方改革】文科省、学校業務の具体的削減案を策定へ」の見出しで報じているように、国が課してきた学校の負担の軽減を検討するという。思い切った削減や廃止を実施する項目として▽部活動の見直し▽教育課程の見直し▽教員免許更新制度▽学校向け調査の削減▽全国学力学習状況調査――の5項目を挙げた。

背景には「多くとも、原則月45時間、年間360時間」という在校等時間の管理が先の給特法改正もあって、一層声高に求められるようになってきたことがある。「早く帰れと言われても、仕事が減らないのなら無理だ」という声は、学校現場には非常に多い。当たり前の話である。

そこで、国も率先して学校業務の見直しに着手していきたいということであろう。……

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