『プリズン・サークル』と「哲学対話」(小宮山利恵子)

スタディサプリ教育AI研究所所長/東京学芸大学准教授 小宮山 利恵子

1月25日に公開された映画『プリズン・サークル』。公開直後すぐに見に行ったが、その人気から上映館が増えている。この映画の中では「対話」が多く出てくるが、これからの学びの中で、この「対話」がより重要になってくると私は考えている。

テクノロジーによって、一人一人の習熟度に合った効果的な学びができるようになる。ある学校では、数学において約半分の時間で習得できたという例も出てきている。そのようにテクノロジーによってこれまでの教科教育の時間が短縮されるとしたら、探究学習の時間が増え、また「対話」の時間が増えるだろう。

今回は同映画について紹介するとともに、これからますます注目されるであろう「対話」の重要性について考えてみたい。……

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