一斉休校で変わった意識 学校は元には戻らない(斎藤剛史)

教育ジャーナリスト 斎藤 剛史


政府の要請により3月2日から全国のほとんどの学校が一斉休校に入るという異常事態となっている。これに対しては、本紙Edubate(読者投票)の「全国一斉休校の首相判断 妥当だと思う?」(電子版2月28日付)でも、賛否が分かれている。一斉休校は正しい決断だったのか。同時に今後、考えるべきポイントは何か。
教育関係者の半数「一斉休校やむなし」
全国一斉休校の影響は、授業進度など学習面の問題だけでなく、共働き・ひとり親世帯の仕事への影響、給食関係業界への経済的打撃、非常勤講師の雇用問題など多岐にわたる弊害が報道されている。学校関係者のほとんどは一斉休校に反対だと思っていたが、本紙読者投票の結果を見ると、安倍晋三首相の決断を妥当だと「思う」が36%だった。

これに「思わない(遅すぎる)」も実質的に休校は支持していると考えると、合計43%が一斉休校を何らかの形で肯定していることになる。……

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