
4月から新学習指導要領の下、小学校で新教育課程が実施される。今回の改訂のポイントの一つが「主体的・対話的で深い学び」による授業改善である。
この学びに欠かせないのが学習評価であり、学習評価に欠かせないのが、文科省(国立教育政策研究所)で作成する「評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料」である。この稿を執筆している時点で公表されていないようだが、これでは学校は真の主体的・対話的で深い学びができないだろう。
主体的・対話的で深い学びの推進と学習評価について、2016年12月の中教審答申では次のように述べている。……
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