学習指導要領 次の改訂に向けた検証と評価(工藤文三)

教育新聞論説委員 工藤 文三


新教育課程が、新年度から順次全面実施となる。従前の例を振り返ると、2011年度に小学校教育課程が全面実施され、14年11月には、次の改訂に向けた諮問が行われた。この例にならうと、全面実施後4年目には次の改訂に向けた諮問が行われる。その際の諮問の内容は、全面実施後3年間程度の教育実践の成果や課題を踏まえることになる。
学習指導要領改訂の検証の重要性
学習指導要領の改訂は、社会の変化への対応、児童生徒の学習状況、これまでの教育指導の検証などを踏まえて実施される。実際の改訂は、これらの要素が混在して実施されている。

現に今回の改訂における資質・能力の柱を中心とした目標・内容の再構成は、従前の学習指導要領に問題があったというよりも、世界的な潮流の影響を受けたものととらえられる。……

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