教育課程の再編成 「学びの保障」を担保するために(細谷美明)

教育新聞論説委員 細谷 美明

カリキュラム・マネジメント面での問題
新型コロナウイルス感染拡大による長期間の学校休業に伴い、文科省は子供たちの学習保障に関する方向性を示した通知文を5月15日に各都道府県教育委員会宛てに発出した。その結果、各学校では学校再開後の今年度および来年度以降の教育課程の再編成に取り掛かっている。

高校入試を控える中学校3年生については、文科省から別の文書で入試での出題内容への配慮の要請があったことから、当該の生徒ならびに学校関係者は胸をなでおろしているであろう。これにより来年度から新学習指導要領が本格実施となる中学校では今年度も含めた3年間を見通した教育課程の再編成を本格化していくこととなる。

まずは、①各教科などの学習内容の調整②学力などの生徒の実態に関する調査データの確保③指導に当たる外部人材の確保と調整――といったいわゆるカリキュラム・マネジメント面での問題をどうするか、対応していかなくてはならない。……

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