少人数学級の推進 根拠は確かなものなのか(妹尾昌俊)

教育研究家、学校業務改善アドバイザー 妹尾 昌俊

「今こそ少人数学級を」との声、多数
少人数学級の実現を求める声が大きくなっている。今回の新型コロナウイルスへの対策としても、1クラス最大40人の、いわば“すし詰め”状態なのは、密につながるとして「今こそ、少人数学級を」という意見は多い。

また、休校明けの5月、6月に分散登校を実施した学校も多くあったが、その中で、大勢の先生たちが、少人数のよさを実感したことも大きい。

本紙の最近の調査によると、実に96.6%の公立学校の教員が少人数学級に「賛成」と述べている(本紙電子版8月13日付。ただし回答者は147人なので、多くはない点には注意)。……

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