「主体的に学習に取り組む態度」 子供の姿につながる評価を(工藤文三)

教育新聞論説委員 工藤 文三

教育実践期における学習評価の課題
小学校から順次新教育課程に移行しつつある中で、各学校では新型コロナ対応に取り組みながら、授業の実践と評価活動がスタートしている。新たに観点として設定された「主体的に学習に取り組む態度」の評価については、これまで「関心・意欲・態度」の評価で指摘されてきた課題を克服して、豊かな学力につながる評価の姿を定着させていく必要がある。

2019年3月に指導要録の改善通知が出され、その後、19年、20年と国立教育政策研究所から参考資料が公表された。日々の教育実践とともに、実際に学習評価を進める段階になると、評価の考え方や趣旨のみでは具体化できない課題に直面する。

一つは、どの場面でどのような方法で児童生徒の学習状況を把握するかという点である。……

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