普通教育の新学科 行き届いた検討と準備を(工藤文三)

教育新聞論説委員 工藤 文三

新学科に「学際科学」「地域社会の課題解決」
2019年5月に示された教育再生実行会議の第十一次提言では、高校普通科における教育改革の推進が重要であるとし、その一つの方策として、「教育理念に基づき選択可能な学習の方向性に基づいた類型の枠組み」を示す提言を行った。類型の例として、自らのキャリアをデザインする力の育成、リーダーとしての素養育成などの4つが示された。

その後、中教審のワーキンググループで審議され、本年の7月には論点整理が示された。その後の審議の状況は、9月の教育課程部会にも報告されている。

検討されている新たな学科とは、「普通教育を主とする学科」の一つとして設置されること、現在も各学校で行われている特色あるコースや類型を否定するものではないこと、高校として共通に履修する内容を前提とした教育課程となることなどが示された。……

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