【シリーズ 先を生きる】 アクティブな学びを生み出す組織の条件(2)

サーベイフィードバックで気付く教員の働き方

アクティブ・ラーニング(AL)を実現するためには、誰が、どのように学校組織を変えていかなければならないのか。企業をフィールドに大人の学びを研究してきた中原淳立教大学教授に聞く第2回。同教授は、現在の教員の働き方では「ALの実現」など、新たな教育方法や教育内容への対応は困難であるという。その理由とは――。
■企業から見た学校の問題点
――まず、「教員の働き方」の議論に入る前に、ずっと企業をご覧になってきた視点から、今の学校組織、特に高校には、どういう問題点が見えますか。

二つあります。一つは、「国公立大学・難関私立大学に、とにかく、何人入れたのか」が、現在の高校の「組織ゴール」になっていることです。全入時代にあって、この事態は、僕にはピンと来ません。

もちろん、大学に合格することは重要です。しかし、それは「入り口」に立っただけです。……

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