子供を伸ばす教師のリーダーシップ(下) 課題は大人の人間関係



中竹氏「いい組織文化には“許可”より“謝罪”」 松永教諭「楽しそうだと思わせることが大切」


早稲田大学ラグビー蹴球部監督を務め2年連続で全国大学選手権を制覇、現在ではコーチのコーチであるコーチングディレクターとして指導者の育成を行う中竹竜二氏。アクティブ・ラーニングの実践家であるとともに、学校の職場改革を進める桐蔭学園高校の松永和也教諭。対談後半は、同僚や保護者ら「大人に対する教師のリーダーシップ」などをテーマに語り合った。




■勝手にプロジェクトを立ち上げる

松永 私は何の役職もないんですよ。教科主任でもないし、もちろん学年主任でもない。こういう立場だからこそ、できる現場改革とは何かというと、勝手にプロジェクトを立ち上げまくることです。

例えば、生徒が800字で書いた作文をどう評価するか。点数化するのに公平性は確保できるか。そういう問題を考える検討会を立ち上げました。あるいは勝手に、働き方改革を進めることもあります。

この勝手なプロジェクトは、やりたい人しか集まりません。……

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