
■学校、NPO、家庭が連携した新たな部活動
少子高齢化が進行する同市の市立中学校では、競技数の制限や廃部などをせざるを得ない状況がある。12年当時、市立神納中学校の女子生徒らがバスケットボール部新設を強く訴えたが、管理運営の観点で設置は難しいと学校は判断。
そこで、「地域のスポーツクラブとして生徒の願いを何とかかなえたい」と希楽々の渡邊優子理事長が中心となり、学校(神納と平林の市立中学校2校)、保護者らと協議して、希楽々の運営による「新しいカタチの部活動」をスタートさせた。
希楽々は、指定管理者になっている市の体育館を練習場所として提供。……
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