群馬の給食センターが優勝 第10回学校給食甲子園

制限時間内に献立を仕上げる。
制限時間内に献立を仕上げる。

町あげて地産地消を推進
NPO法人21世紀構想研究会(馬場錬成理事長)が主催する第10回学校給食甲子園「地場産物を活かした我が校の自慢料理」(文科、農水両省など後援)の決勝大会が12月6日、女子栄養大学で開催された。応募2054チームから選考を勝ち抜いた12チームが競い合った。

手洗い検査後、制限時間60分の調理がスタート。調理、盛り付け、後片付けまでを完結させる。

優勝したのは群馬県みなかみ町月夜野学校給食センター(本間ナヲミ栄養教諭、山岸丈美調理員)。

同センターの献立は▽こめっこぱん▽牛乳▽上州豚のアップルジンジャーソースかけ▽こんにゃく海藻サラダ▽のり塩ポテト▽根菜のミネストローネ▽手作りブルーベリージャム。同町はりんごやブルーベリー、さくらんぼなど果樹栽培が盛ん。生産者と連絡を取り合いながら、学校給食に取り入れている。夏休み中に収穫の最盛期を迎えるブルーベリーは、毎年冷凍保存しておき、2学期の給食に手作りジャムとして提供している。同町では、農政課、ブランド推進課、子育て健康課、教委など、町をあげて連携し、地産地消を進めている。

本間栄養教諭は「地場産物を通じて、子どもたちに、地域色を出そうと一生懸命に考えた献立を形にしてくれる調理員の皆に感謝します」と喜びを語った。

また10回大会を記念して、毎日給食を食べている小学生が「もっとも食べたいと思う給食」に「子ども審査員特別賞」を贈呈した。審査には2人の子ども審査員が加わり、石川県金沢市学校給食扇台共同調理場(山外裕子栄養教諭、角田美和子調理員)が受賞。

審査委員からは「年々レベルアップはしている。塩分に関して摂取基準が求めているのは、習慣的摂取量。味をしっかりつけるものはつけ、翌日は薄味にするなど、週単位で塩分のバランスを工夫する。また同じ食材に偏らないようにするなどで、よりおいしい給食になると思う」と助言の声が聞かれた。

詳細は学校給食甲子園サイト(http://www.kyusyoku-kosien.net/)に。

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