(点描 東西南北)2016年2月中旬のニュース

▽警官時代のわいせつ容疑で逮捕
 山梨県警は2月16日、元県警巡査で市立小学校の男性教諭(31)を、強制わいせつの疑いで11日に逮捕したと発表。警官時代に、県内で通行中の女性に抱き付くなどわいせつな行為をした疑い。

▽高校国語の科目構成見直し案
 文科省は2月19日、中教審の国語ワーキンググループで、高校国語の科目改定案を提示。必修科目を「現代の国語(仮称)」と「言語文化(仮称)」の2科目とする案を公表した。現行の必修は「読む」を重視しているが、新必修では「書く・聞く・話す」力の育成を重視する。

▽わいせつ行為で3人を懲戒免職
 岡山県教委は2月19日、わいせつな行為をしたとして、男性講師2人と男性実習助手1人を懲戒免職処分にした。県教委は、生徒への配慮を理由に、3人の氏名などは公表していない。市立中の講師と実習助手は勤務校の女子生徒に、県立高の講師は元勤務校の女子生徒に、わいせつ行為をした。

▽いじめを認めつつ、直接の因果関係は否定 
 福島県立高校2年生の女子生徒が、昨年9月中旬、校舎のトイレで首をつって自殺した問題で、同県教委は2月22日、第三者委の調査によって、部活動でいじめがあったと認めた。しかし、部活動以外の人間関係や学業不振など、他にも悩みがあった点から、いじめが直接の原因とは断定しなかった。

▽高校の保健体育教諭が32年間無免許
 山形県教委は2月22日、県立高校の女性教諭(55)が約32年間、教員免許状を持たずに保健体育を指導していたと発表。採用日にさかのぼって、教諭の任用を無効にした。これまで4校に勤務し、約7700人を指導。同教諭の指導を受けた生徒の単位は有効と判断した。県教委は、これまで支払った計1億数千万円の給与返還や、教職員免許法違反容疑での告訴を検討する。翌日の県議会では、県教育庁の免許状確認の体制不備などを指摘する声が相次いだ。

▽千葉県流山市の小・中学校で組体操全廃
 千葉県流山市は、学校で事故が相次いでいる「組体操」を、4月から市内の全小・中学校で全面的に廃止すると決めた。組体操の全面廃止決定は全国初。16小学校と9中学校の校長会が、昨年10月から、それぞれ協議していた。市教委は、子どもの安全を最優先とし、校長会の決定を尊重する。

▽女子児童盗撮のためデジカメ仕掛ける
 名古屋市教委は2月22日、市立小学校の男性教諭(30)が、6年生女子児童の着替えを盗撮するため、勤務している学校にデジタルカメラを仕掛けたと発表。市教委によると、更衣室として使う空き教室で、机の上に置いてあるカメラを児童が不審に思い、家族に相談した。学校が調べたところ、同男性教諭が名乗り出た。

▽新潟県の10校で失神ゲーム
 新潟県教委の調査で、2月22日、胸など体の一部を強く押して相手を気絶させる「失神ゲーム」が、新潟市以外の5市町村6中学校で、計7件行われていたと判明した。新潟市では、男子生徒2人が暴行の疑いで逮捕された中学校を含め、4中学校で失神ゲームが行われたとの報告があり、平成27年度に失神ゲームがあった学校は10校にのぼる。

▽上級生の暴行による骨折で教員が隠蔽指示
 兵庫県教委は2月23日、いじめを隠蔽したとして、同県市立中学校の男性教諭(58)を停職6カ月の懲戒処分にした。同教諭が顧問をする部活動で、上級生2人からいじめを受けて骨折した生徒を病院に引率する副顧問に対し、「階段で転んだ」と虚偽の説明をするように指示した。その後、他の2生徒へのいじめも発覚。学校長は加害部員の大会出場停止を命じたが、同教諭は従わなかった。

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