(点描 東西南北)2016年2月下旬のニュース

▽茨城県立高校教諭が生徒をバールで殴る
 茨城県立高校で2月23日、男性教諭(41)が生徒の腕などをバールで殴る体罰をしていたのが判明した。服装について生徒に注意したところ、生徒が笑ったため腹を立て、バールで腕などを殴ったという。また、手で腹部も殴った。同教諭は、2年生の担任だったが、現在は担任を外れている。

▽決められたテストを実施しないで成績つける
 京都市の市立小学校で、小学校6年生の学級担任をする男性教諭(35)が、学校で決められたテスト回数50回のうち、23回を未実施のまま成績をつけていたのが判明。実施したうち、19回は未返却。学校は緊急保護者会を開いて謝罪した。

▽今年4月に大阪府教育庁が発足
 大阪府の松井一郎知事は2月25日、府議会で、公立学校と私立学校の両方を所管する「教育庁」を4月に発足させると正式に表明。教育庁は、公立学校に関与しつつ、現在は知事部局が担っている私学に関する業務も直轄する。

▽他人の家に侵入した教諭などを処分
 大阪府教委は2月26日、泥酔して他人の家に侵入し、住居侵入容疑で現行犯逮捕された羽曳野市立中学校の男性教諭(25)を、停職1カ月の懲戒処分にした。また、貝塚市立中学校の男性教諭(28)は昨年6月、1年生男子の首を圧迫し、気を失わせたとして減給処分。府立高校の男性教諭(42)は昨年5~11月、同僚の男性教諭(24)に職員室でデコピンをしたり、宴席で関節技をかけたりして停職1カ月の懲戒処分となった。

▽山梨県警と甲府市教委が協定
 山梨県警と甲府市教委は2月26日、市内の小・中・高校に通う児童や生徒がいじめや非行に巻き込まれるのを防ぐため、情報を相互提供する協定を締結。児童生徒がいじめや犯罪の被害にあったり、加害者となったりするおそれがある場合、同県警と同市教委が児童生徒の氏名や交友関係などの情報を共有。早期解決や未然防止に生かす。

▽静岡県で給食に金属片、プラ混入の疑いも
 静岡県島田市教委は2月29日、市立小学校で同日提供された給食の米飯に金属片が混入していたと発表。児童が発見したという。また同日、静岡市教委は、給食センターで調味料を入れるプラスチック容器が欠け、調理したおかずに、それが混入した可能性があるとして、市内4中学校の給食提供を中止したと発表。今後は、容器をステンレス製などに変更するとした。

▽組体操実施の判断は各学校に委ねる方針
 東京都は2月29日、組体操などの事故を防ぐために設置した「体育的活動における安全対策検討委員会」の第2回協議を実施した。組体操を一律で中止する方向の議論はなく、事故のリスクについて情報提供をし、安全に実施できるかどうかは各学校で判断するべきだとした。

▽同じ中学校の教諭2人が体罰で処分
 神戸市教委は2月29日、生徒に体罰をした同じ中学校に勤務する男性教諭2人を懲戒処分にした。1人は減給(10分の1)1カ月、もう1人は戒告。前者は、昨年9月、組体操の練習中に私語をした3年生男子1人を室内で個別に指導した際、生徒が暴れたため、棚の上に押さえつけるなどした。後者は、昨年11月、指導に従わず校外に出るなどした1年生男子を個別で指導した際、平手打ちをした。

▽奈良県教職員2人が懲戒処分
 奈良県教委は3月1日、18歳未満の知人女性の身体を無理やり触ったなどとして起訴され、罰金50万円の刑事処分を受けた市立中学校の男性講師(38)と、女性のスカート内を盗撮したとして事情聴取を受けた市立小学校の男性教諭(29)を、それぞれ停職6カ月の懲戒処分にしたと発表。2人とも、退職願を提出している。

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